福島の吾妻運動公園にある民家園では一足早く節分が行われた。子供達から大人まで昔ながらの季節の行事を楽しんだ。雪の中いよいよ季節の分かれ目でもある節分、早く春の恵みや息吹を待ち望んでいる。軒先に付ける「やっかし(豆枝にいわしの頭・ヒイラギを藁で結びつけたもの)」を造り煎り豆で豆まきをする。鬼の縫いぐるみをまとった鬼に対し今年の福と厄を祓う。今年もいい年でありますようにと願いながら。昔から丑寅の方向(北東)は厄の方向とか、角のある牛と皮のパンツが寅を現し鬼を表現しているのだそうである。囲炉裏では豆を十二個焼きそれで年間の天候を占い農作物の豊作を願っていた。