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2012年7月18日水曜日

新舞子浜(朝焼け)


津波の去った美しい海辺、何処に訪れたのかとも思う朝の一時。波打ち際に寄せては返す穏やかな情景である。今日一日の始まりである。東海の小島の磯の白砂に我泣き濡れて蟹とたわむる(啄木)の一句が脳裏をかすめる。後ろを振り向けば所々に震災の足跡が残る。何と神の成せる技は皮肉なことをするのであろうか。
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